2007 :

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2006 :

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2005 :

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2004 :

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salmagazine.org 020

contents :

/NEWS

[2006/1/6_Up]

●MOTION GRAPHIC 7 展

クリエイションギャラリーG8初の映像展。映像をデザインするのでなく、デザインを映像化してゆく。 自分のグラフィックに生命を吹き込み、自由に解き放ちたいという初期衝動を今もなお抑えきれないモー ショングラフィッカー7組による競演。

2006年1月10日(火)〜2月3日(金)
クリエイションギャラリーG8(東京・銀座)
http://event.japandesign.ne.jp/news/5820051221/
オープニングパーティ:1月10日(火)7:00p.m.より

●ティモシー・リアリー『死をデザインする』がアップリンクより刊行(発売:河出書房新社)

「誰にでもやってくる終末を迎えるにあたり 計画を立て 遊び心を忘れず 細かく配慮し しかもエレガントに準備するために」(カバーより)
『死をデザインする』著:ティモシー・リアリー 2,286円(税別)
発行:アップリンク 発売河出書房新社 ISBN4-309-90659-1 http://www.uplink.co.jp/webshop/log/000998.php

[2005/12/23_Up]

●エンライトメントのビデオインスタレーションがCANON Gallery Sにて開催。

体感型立体映像作品「マインドブリーツ」を展示。
> Date : 2005年12月5日〜2006年1月14日 URL : http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/1f/

●HUMANS BY MIKE MILLS @ SOSO

90年代から現在(いま)のアメリカのグラフィックシーンで活躍し続けるマイク・ミルズ。彼によって立ち上げられた世界中で展開中のデザインプロジェクト「HUMANS BY MIKE MILLS」コレクションが札幌初目見え。 2作目のコレクション「HUMANS 02」からのグッズを中心に、PRINT'EMの協賛による「SOSO」オリジナルの大判ポスターなどの展示・販売も行う。
> Date : 2006年1月5日〜30日 Place : 札幌SOSO Cafe URL : http://www.shift.jp.org/soso/

●日本科学未来館で「サイエンス+フィクション」展が開催中。

「日本におけるドイツ年」の特別企画展第二弾として、ドイツ最大の文化学術振興機関であるフォルクスワーゲン財団が監修した「サイエンス+フィクション〜ナノ世界とグローバルカルチャーのはざまで〜」展が日本科学未来館で開催中。これまでヨーロッパの美術館、博物館、科学館など領域の異なるミュージアムを巡回した展覧会のアジア初公開です。
> Date : 2006年2月27日(火) URL : http://www.miraikan.jst.go.jp/

●ギャラリーアーティストによるグループ展

タカ・イシイギャラリーでは、12月17日(土)から1月14日(土)までギャラリーアーティストによるグループ展を開催している。 参加アーティスト Doug Aitken/Thomas Demand/Elmgreen & Dragset/畠山直哉/森山大道/Dean Sameshima *12月29日から1月9日まで冬期休廊。
> Date : 2005年12月17日(土)〜2006年1月14日(土) URL : http://www.takaishiigallery.com/news/japanese.html

●GASとROCKETがワークショップでコラボ

1月20日(金)「西野慎二郎+藤本やすしあなたの作品を見せてください!の会」を開催。
> Date : 2006年1月20日(金) URL : http://www.hellogas.com/

●HELLO GAS GALLERY EXHIBITION ROCKET IS STILL ON, -HOW ARE YOU BEEN?-

TRAVELING GAS SHOPにて、ROCKETとの展覧会HELLO GAS GALLERY EXHIBITION ROCKET IS STILL ON, -HOW ARE YOU BEEN?-を開催。ワークショップも行う。
> Date : 2006年1月14(土)〜1月29日(日)

●アートコクーンで中山ダイスケTシャツが廉売中

12月25日にクローズする用賀のアートコクーンが、パターンから制作した高級Tシャツ、中山ダイスケオリジナルTシャツを、閉店セール価格、2枚で\5,000!!!で提供。通販も可能。
> Date : 2005年12月25日(日) URL : http://www.artcocoon.com/dnot2002/index.html

[2005/12/15 Up Date]

●稲葉英樹 / NEWLINE2東京展

稲葉英樹がSHIFTとのコラボレーション展“NEWLINE2”の東京展。前回のリリースでは中止となっていた東京展が会場を変えていよいよ開催。
> Date : 2005年12月16日(金)〜25日(日) Open : 12:00〜20:00 Closed : 水曜日 Place : ギャラリー "INFORMATION" 東京都江東区東雲1-9-17 CODANキャナルコート3街区 mYwaY 2F 協賛:ビームスT、プリンテム
> Opening Reception: 2005年12月16日(金) 19:00〜21:00 Place : ギャラリー "INFORMATION" URL : http://bytrico.com/info/

●タナカカツキ展開催

〜紙からはみ出た哀しきギャグマンガ〜「タナカカツキのタナカタナ夫展─アンビエント・マンガの世界─」トークショーも注目。
> Date : 2005年12月14日(水)〜12月28日(水) Place : ラフォーレミュージアム原宿 URL : http://www.laforet.ne.jp/harajuku/home/> Gallery Talk"タナカカツキのトークショー" : 2005年12月17日(土) with 明和電機社長&伊藤ガビン 2005年12月18日(日) with ピエール瀧&天久聖一 2005年12月23日(金) with いとうせいこう&伊藤ガビン Start : 19:30 Ticket : 初日より会場入口受付にて販売

●寺田創一、沢瀉(OMODAKA)名義の新作『KYOTEIZINC』リリース

競艇シリーズ第四弾。今回はDVD付き。
URL : http://www.denshiongaku.com/

●笠原出 展「笑う植物画」

世田谷区用賀のマンションの一室のアートギャラリー“アートコクーン”、今年最後の展覧会は笠原出。
> Date : 2005年12月15日(木)〜12月25日(日) Place : アートコクーン URL : http://www.artcocoon.com Open : 14:00〜20:00 Closed : 月曜・火曜 > Opening Reception: 2005年12月17日(土) Start : 18:00〜20:00

●昭和40年会プレゼンツ「40X40プロジェクト・グランドフィナーレ! 〜全員40越えました」「The Group 1965 / 40X40 PROJECT "GRAND FINALE"」

今年1年を通してさまざまな形で続いた昭和40年会の「40X40プロジェクト」総決算としてオールナイトイベントを開催。第一部は松蔭浩之(12月18日生まれ)の40thバースデーカウントダウンパーティ。第二部は昭和40年会ゆかりのアーティスト、パフォーマーが集結し、観客と共に「世界中の40歳を祝福する」宴を明け方まで展開。
> Date : 2005年12月17日(土) Open : 19:30 Start : 20:00〜 Place : BankART 1929 Yokohama 1F / 1929ホール(横浜市中区本町6-50-1 みなとみらい線「馬車道駅」1b出口) URL : http://www.bankart1929.com Ticket : 前売¥2,000 当日¥2,500(BankART Life展観覧チケット+ワンドリンク付き) Info : info@bankart1929.com(BankART1929) Guests : 会田誠 / パルコキノシタ / 小沢剛 / ゆかい(池田晶紀バンド) / 有馬純寿+伊東篤宏+宇治野宗輝+進揚一郎 / 山田広野 / 東京タワ−C子(トーストガール企画) / イザベラ・トスティータ&タマキン・ホルヘ

●TOMATOワークワークショップがファイナル 原宿KDDI DESIGNING

STUDIOにて今年8月、10月に行われたTOMATO(長谷川踏太、サイモン・テイラー)によるワークショップのファイナルイベント「- Giants Walked Here - Vol.3」が開催される。今回はゲストに辛酸なめ子を迎えワークショップ参加者の作品発表を行う。
> Date : 2005年12月18日(日) Place : KDDI DESIGNING STUDIO 講師 : 長谷川踏太、Simon Taylor(TOMATO) Guest : 辛酸なめ子 URL : http://www.kds.kddi.com/

●THE CHANGES展覧会

THE CHANGESはオーストラリアのメルボルンを拠点として活動しているファッションブランド“PAM” (PERKS AND MINI)のミーシャ氏(PERKS)とパートナーのショーナ氏(MINI)、ロンドンのポップ・アーティストで、TONITEのデザイナーでもあるファーガデリック氏、そして日本からはA BATHING APEのグラフィックディレクターのスケートシング氏の4名で結成されたアートバンドユニット。この展覧会では、PSPを使用してTHE CHANGESが制作した映像や音楽、写真をループプレイする展示が行われる。会場では、インスタレーション映像、ポスター、シルクスクリーンや着ぐるみを展示。
URL : http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0512/01/news095.html

●UNNON × SIM × MASSAGEフリー・XXXマス・パーティー!

インディペンデントカルチャートップクラスの良心でお送りするフリーパーティ。DJにあのDISCOSESSIONSのCHEE SHIMIZUを迎えてお送りします。
DJS: Chee SHIMIZU, MASSAGE, Delicrecords Crew.
> Date : 2005年12月24日 Place : GALLERY LE DECO Admission : ¥0 with 1 DRINKS URL: http://home.att.ne.jp/gamma/ledeco/map.html  Δ

/FEATURES

MAX HATTLERインタビュー

音、音楽、イメージの関係を独自の形で探求し、数々のショート・フィルムを発表してきた映像作家、Max Hattler 。その映像表現が評価され、先月オンラインマガジン「Shift」によって開催された「DOTMOV FESTIVAL 2005」に招待された。そこでは、彼の最新作「Collision」が上映された。他にも「RESFEST」やたくさんのフェスティバルに参加している彼に、メール・インタビューを試みた。

1. 最近制作された映像、「Collision」のコンセプトは何ですか?

現在興味を抱いていることは、抽象と形態との間にある空間、すなわち物語を書くということが伝統的な物語の束縛から自由であるという場です。「Collision」は、メタファーとしてのグラフィックアートを探求します。様式化されたキャラクターや構想に焦点をあてるのではなく、広幅な政治、文化の論点の反映と批評として抽象作用を用いよう試みました。できあがっている文脈から象徴を引き抜くことによって、別のリアリティーで彼らの言語は応用することができるのです。

2.「Collision」を制作する際には何かインスピレーションはありましたか?

「Collision」のインスピレーションは、最近の政治環境の応答として制作したイラストレーション、「Don’t Panic, I’m Islamic」から沸きました。このイラストレーションは、アラブ諸国の国旗の色、赤、緑、白、黒、とイスラミックな図形が組み込まれていて、「Collision」よりはもっと形態的でした。ですが、動作が必要な感じがしました。爆発、花、万華鏡もありました。そしてこのような形と色をいじるようになり、アメリカ文化的伝統色や形を対照させていくようになりました。いじればいじるほどもっとシンプルになってゆき、抽象的にもなってゆきました。そしてできあがったのが、「Collision」です。

3.「Collision」には何かメッセージが含まれているのでしょうか?

「Collision」からはいろんなことを読み取る事ができます。個人的には、同じ本質的な建物ブロックで作り上げられた、ある程度類似したシステムに対抗している事。そして、ある程度の課題を出している気もします:様々な文化が衝突するとどうなるのか。大虐殺か、カーニバルか。花火か、爆破か。

4.「Collision」を制作する上で、できあがったモノがこういう結果になってほしくないという考え、もしくは難題な事はありましたか?

プロパガンダのような映像は制作したくはありませんでした。最初は戦車、ナイフ、戦闘機、ドルサインなど、意味がたくさんつまった象徴や画像を使おうかと思っていたんですが、画像の方で作業をしている際に、もっと繊細なものを作りたいんだ、って気づきました。多分、まだ「理解可能」で意味を生み出せる本質的な建物ブロックへと持っていきたかったんだと思います。不等や相違している部分ではなく、重複部分と類似点を示すために、アメリカ文化とイスラム文化の似ている要素を使用する、というアイデアに興味を持ちました。結果的には、様々な類似点を含んでいる文化の象徴、すなわち双方の国旗の色、それと両方の文化に存在するタイルの図形や絨毯に集中することにしました。そしてこの映像を制作する上で、音響もただ音響自らを明白にするものがありました。「Everything Turns」(RCA, 2004)では自ら音響を作ったのですが、「Collision」では新しい別のやり方でやってみようと思い、作曲家と一緒に作ろうかと思っていました。何を求めているかはあまり定かではありませんでしたが、音楽を作曲する事、そして他の人と音楽を作曲する事に興味を持っていました。ですが、Shots magazineのために「Collision」のショートクリップを作らなくてはならなくなって、週末の間に急いで曲を作りました。そうしたら、この映像には音楽なんて全くいらないなってことに気づきました。なぜなら、この映像に音楽を入れると、この映像はクラブ用、ウォールペーパーになってしまう恐れがあったからです。この作品をこの世に形として誕生させるには、念入りにサウンドデザインを施す必要があるという事に気づき、結果的には片方がもう片方に影響を与える、編集する、「ナレーションする」感じで、映像と一緒に音を作る事になりました。今思うと、他人に音の制作作業を任せることはできなかったと思います。別に自分がこういった作業が得意だということではなく、自作のサウンドスケープがイメージととてもよく入り組むことができていたからです。

5. 制作作業場はどこですか?インスピレーションはどこから沸きますか?

普段は主にロンドンとベルリンを行き来し、モバイル・ラップトップ・スタジオで作業を行ないます。インスピレーションは様々なものからもらいます。例えば、詩、政治、ポップ。「Everything Turns」ではアニメーション作家のロバート・ブリアーとスチワート・ヒルトンに影響を受けました。彼らの好きなところは、ドローイングをとても流動的、やや抽象的に使用するところです。現在私はいくつかの新作のために、バズビー・バークレーのダンス手順と軍隊フォーメーションに目を向けています。バークレーは「Collision」を制作する際にも影響を与えました。フィルム・フェスティバルに行くのも大好きです。ヨーロッパで行ったものの中で特に好きだったのは、「RESFEST」、「Onedotzero」、「Holland Animation Film Festival」と「Norwich International Animation Festival」です。2005年に、ベルリンにあるベルリンナーレ・タレント・キャンパスとロンドンのスクール・オブ・サウンド講演会に行き、両方から多大な影響をもらいました。1月からは、ロンドンにあるゴールドスミス・カレッジで、教師になることになりました。果たして自分は人に教える事ができるのか。でもこのアイデアは気に入ってます。フレッシュでいる事と何が起こっているか把握する事において、教える事というのは同時に教わる事だと思います。

6. 映像を制作することになったきっかけは何ですか?

私はいつもドローイング、デザイン、音楽という創作方法で表現してきました。ゴールドスミス・カレッジではアニメーションに出会い、アニメーションはそれまでの手口の論理的工程化とアマルガル化だと感じました。マドリードにある大学院、エスクエラ・デ・シネではビジュアル・エフェクツのコースに参加したのですが、そこでは動画とデジタル・フレーム・バイ・フレーム手法のもっと専門的な技術を学ぶ事ができました。ですが、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでの修士課程で、すべてを自分のモノにすることができた気がします。

7. 今後はどのような事をやろうと思っていますか?

現在、新作ショート・フィルムをいくつか執筆、製作中で、できれば今後はもっとミュージック・ビデオを制作したいです。また、タイトル・シークエンスやアイデンツにも取り組みたいです。今は、長編作品の制作にあまり興味がないし、もっとないのは普通の物語りやキャラクター。私は、抽象化、指摘、もしくは拡大する方法を、映像制作として使っています。何が私をアニメーションに興味を抱かせるのかというと、時間と意味の凝縮、抽象する素質。現実世界を再現するのではなく、どのように抽象、反映させるのか。散文よりかは詩のような感じ。そして、フレームと主題と込み入っており親交であるからです。VJもやり始めました。すごく良いですよ。即時で社交的。困難で隠遁な映像制作方法とはけっこう逆な感じです。まだ勉強中で無知のVJですが、大変楽しんでるので、そんなこと気にしていません。VJを、動くスケッチ・ブックとして使ってます。使い捨てって感じですが、いろいろ試す事ができ、いろんなアイデアやイメージで楽しめることができます。今は、全く違う二つのバンドとコラボレーションしてます。1組目は、ラップトップ・エレクロニカをやっているLiberation Jumpsuits(脳内水疱させるビート、ブリープ、ベースが3曲乱交的に入ったデビューシングル「the Sound Bytes EP」をbubblewrap industriesレーベルより最近発売。配信はcargoより)。そして二組目は、シックス・ピース・ギターバンドのLions & Tigers (「Pure & Applied」をTrial & Error Recordingsより初めてのEPを2005年2月に発売。2006年初頭には、ファーストアルバムも発売予定)。その他は、自分を売り出してくれるプロダクション会社、コラボレーションに興味を持っているバンドやレーベル、そしてショート・フィルムを作るための制作費を探しています…それと、2006年に、何ヶ月か東京に行こうかと真剣に考えています。なんで、どなたか私に仕事を提供してくれる方いましたら是非連絡ください!!!
info@maxhattler.com
聞き手:村上 亘

MAX HATTLER INTERVIEW FOR SAL MAGAZINE


We have conducted a mail interview to the visual artist, Max Hattler< http://www.maxhattler.com/>, whose works explore the relationship among sound, music, and image. His works are drawing much attention from variety of fields, and he was invited to a film festival that was held last month, “DOTMOV FESTIVAL 2005” and screened his recent work, “Collision.”<http://www.maxhattler.com/collision/index.htm> He have also screened his works at “RESFEST” and many other film festivals.

1. What would be the concept of your recent work, "Collision?"

What I’m interested in at the moment is the space between abstraction and figuration; where storytelling is freed from the constraints of traditional narrative. Collision explores graphic art as metaphor. Rather than focusing on conventional characters and plot, I tried to use abstraction as a field of reflection and commentary on wider political and cultural issues. By detaching symbols from their established context their language can be applied in the service of an alternative reality.

2. Have you had any inspirations when creating "Collision?" If so, what was it?

The inspiration for Collision came from an illustration called ‘Don’t Panic, I’m Islamic,’ which I made in response to the current political climate. It incorporated colours of the flags of Arab countries - red, green, white and black, and some Islamic patterns. It was more figurative than Collision, but it looked like it wanted to move. There were explosions, flowers, kaleidoscopes. So I started playing around with images of these colours and shapes, contrasting them with the colours and shapes of the American cultural heritage. The more I worked on it, the more simplified and abstracted it became. Collision is the end result of that process.

3. Are there any messages behind this film "Collision?"

You can read different things into it. For me it’s about opposing systems that are in some ways very similar, that are made up of many of the same essential building blocks. To an extent it also poses the question: what happens when cultures collide? Carnage or carnival? Fireworks or bomb explosions?

4. When creating this film "Collision," did you have any thoughts about what you didn't want as an outcome? Sort of like problems you encountered while making it.

I didn’t want to make a propaganda film. In the beginning I was considering using symbols and images that were more loaded with meaning. Tanks, knives, planes, dollar signs and so on. But when I started working on the images I soon realised that I was looking for something more subtle. I guess I tried to boil it down to essential symbolic building blocks which were still ‘readable’ enough to create meaning. I got interested in the idea of using elements which were similar in both American and Islamic cultures, to point out overlaps and resemblances rather than disparities and divergences. I ended up concentrating on the colours of the flags as well the patterns of tiles and woven rugs from both cultures, cultural signifiers with many similarities. The sound also only manifested itself while making the film. For my film Everything Turns (RCA, 2004) I created the sound design. For Collision I wanted to try something new and work with a composer. I wasn’t entirely sure what I wanted but thought it could be interesting to work with music and also to work with someone else. But then I had to prepare a short clip of Collision for Shots magazine’s New Directors reel. So I quickly created some sound for the sequence over the weekend. I then realised that I definitely didn’t want any music. A musical score would have degraded the images to club visuals, wallpaper. I realised that it would require an elaborate sound design to bring the shapes to life. I ended up creating the sound alongside the images, one influencing, editing and ‘narrating’ the other. Now I don’t think anyone else could have done it for me. Not that I’m particularly good at it, but just because the soundscape turned out to be so intricately linked to the images.

5. Where do you make/create your works? What is your inspiration source?

Generally, I work in my mobile laptop studio, mainly hovering between London and Berlin… My inspiration comes from different places; poetry, politics, and pop. My film Everything Turns is definitely heavily influenced by (animators) Robert Breer and Stuart Hilton. I like the way they use drawing in a very fluid, semi-abstract way. For some of my new work, I’m currently looking at dance routines in Busby Berkeley’s films and at military formations. Berkeley was also an influence in the making of Collision. I also love going to film festivals. Of the ones that I visited in Europe I particularly liked Resfest, Onedotzero, Holland Animation Film Festival and Norwich International Animation Festival. In 2005, I went to the Berlinale Talent Campus in Berlin and to the School of Sound symposium in London, both of which were really inspiring. In January, I’ll start doing some teaching at Goldsmiths College in London. I have to see if I’m any good at it, but like the idea. Teaching is also always about learning: staying fresh and in touch with what’s happening.

6. How did you or what made you come into this field of visual production?

I have always expressed myself creatively, mainly through drawing, design, and music. While at Goldsmiths, I encountered animation. It felt like a logical progression and amalgamation of my previous outlets. A postgraduate course in visual effects at the Escuela de Cine de Madrid, Spain taught me more specialist skills of working with moving images, using digital frame-by-frame methods. But it was the MA in Animation at the Royal College of Art which really brought it all together for me.

7. What are your plans for the near future?

I’m currently at writing / pre-production stage on a couple of new short films and hopefully I’ll soon make more music videos. I’d also like to get into title sequences and idents. For the moment I’m not too interested in long format (feature) work. I’m less interested in conventional storytelling and characters. I try to use my filmmaking as a way of pinpointing, magnifying or abstracting… What attracts me to animation is condensation of time and meaning, and also it’s abstracting qualities. How it abstracts from and reflects upon rather than re-presents the real world. How it’s more like poetry than like prose, if that makes sense. It’s also intricacy and intimacy with the frame and the subject… I’ve also started VJing. It’s great. So immediate and so sociable, quite the opposite of the sometimes laborious and recluse ways of making my films. I’m still learning, I’m still quite an abysmal VJ, but it’s so much fun, so I don’t care. I use it as a moving sketch book. It’s much more throwaway, but you can test things out, play with ideas and images. I’m collaborating with two very different new bands right now, laptop electronicists Liberation Jumpsuit (recently released their debut single - the Sound Bytes EP - a brain blistering three-track orgy of beats, bleeps and bass - on the bubblewrap industries label and distributed by cargo). And six-piece guitar band Lions & Tigers (released their first EP in February 2005 'Pure & Applied' released on Trial & Error Recordings, with their first album out in early 2006). Other than that, I’m currently looking for a production company to represent me, for more bands or labels to collaborate with, and for funding to make more short films… I am also very seriously thinking of coming to do some work in Tokyo for a few months in 2006. So… if anyone has any work for me, please get in touch!!!
info@maxhattler.com
Interviewer: Wataru Murakami  Δ

/ARTICLE

アンダーグラウンド思想史
「Between The Frames」
文 : Shoe(Massage)

この度、日本の映像作家100人のアニュアル本がBNNから発売される。パチパチ。監修はCollider、Massage等の媒体の編集長を務める庄野氏と藤田女史、SIM MAGAZINE、The Albumの制作を務めてきた古屋氏だ。様々な分野で先鋭的な映像制作を続ける日本の映像百科100人の紹介から彼らの作品のスチル、プロフィールをまとめるという日本初の試みに加え、それぞれのカテゴリーの代表者のインタビューを掲載する。VJ部門からはとしてはGodfatherやHouse of LiquidでレジデントVJを務める宇川直宏、PV(ミュージック・クリップ)からはコーネリアスやUA等の楽曲の映像を担当した辻川幸一郎、アートからはSilicom名義で活動を続けていた高木正勝、インタラクティヴ部門からは愛地球博にも出展したExonemo、ドキュメンタリー部門からはオウム事件の顛末を内部から追った「A」を撮影した森達也。なかなかに豪華な顔ぶれだ。 映像表現が僕らにとってこんなに身近になったのはいつ頃だろうか? 2003年の10月にディレクターズ・レーベルからミシェル・ゴンドリー、クリス・カニンガム、スパイク・ジョーンズの「作品集」的なPV集が発表された。それまでMTVや他の音楽チャネルで培養されていた、作家性の高い短編実験映画的な雰囲気のミュージック・ビデオが初めてパッケージ化されたのだ。それまで、ダフト・パンク、ビースティー・ボーイズ等アーティスト毎のPVのオムニバスなら発表されてはいたのだが、映像作家毎にDVDを分けてリリースするという試みはそれが初めてだったんじゃないかと思う。それは僕らが映像に対して新しい視座を獲得するきっかけとなったのかもしれないし、もしくは映像作品が時代に対して提示できるオルタナティヴを示していたのかも知れない。ともかく、視覚的な表現は音楽と同じように僕らの文化的生活にとって重要な役割を担うことになった。それはPVに限った話しではなく、ドキュメンタリーやインスタレーション的な作品ですら身近な表現媒体として、僕らの生活に関わるものとなった。DVDの普及がその一因として挙げられる。DVDの試聴環境がまず整い、時をおかずオーサリング環境も急速に整い、コンピューターさえあれば自室でDVDを簡単に制作できるようになった。それまでお蔵入りしていた作品をリマスターし、オムニバス的に纏め上げ、気軽にチャプター分けしてパッケージ化できる簡便さは映像表現と僕らとの距離を一気に縮めた。 そういった時代にあり、これから映像表現に対する興味は助長される一方であろうし、またそれらのための発表の場も今後ますます必要とされていくだろう。今回リリースされる映像作家ファイルは現在の日本の映像表現の達成をまとめるものであるのはもちろんのこと、様々な現場で即戦力となるクリエーター達のポートフォリオとして役に立ってくれれば光栄だ。そして何よりも映像単体から感受される想像力だけではなく、彼らがフレームとフレームの間にどのような息遣いを潜ませているのか、その片鱗だけでも届けることができれば良いと思う。

NEWハイプ研究所
対OLDハイプBOMBファイル#018
『ザ・コーポレーション』
文 : 深沢慶太

思うに、今の世の中、ほとんどの行為は経済行為すなわち“商売”である。特売などで掲げられる「奉仕」の文字を敏感にキャッチし、割安の品を購入する人は“賢い消費者”と言われるが、何のことはない、あくまで“消費者”として賢いだけであって、商品を買わされていることに変わりはなく、奉仕などされていないし、自分で思うほど賢くもなく、主体的でもない。企業は儲けようとしているのであって、無償の奉仕などするはずもない。たとえその時点では損失を被るような振る舞いをしていたとしても、それはイメージを高めるための“戦略”であって、そのことをなるべく気付かせず、「賢い選択で当社の商品をご消費いただいた」という優越感を記憶とともに刷り込もうという恣意的な“情報”が日々、地球上を縦横無尽に駆け巡っている。その網の目は実に微細で、生活の隅々にまで行き渡り、しかも絶えずものすごい量の情報を間断なく発信し続けている。これが俗に言う、“情報化時代”における“ネット化社会”というやつである。
一方で、この社会の規範にそぐわない人間は逸脱者として罰せられたり、奇人変人というレッテルを貼られ、晒し者、不幸者、害虫として人生を過ごすわけだが、そのごく乱暴な目安として以下の項目が存在している。
○ 他人への思いやりがない
○ 人間関係を維持できない
○ 他人への配慮に無関心
○ 利益のために嘘を続ける
○ 罪の意識がない
○ 社会規範や法に従えない
以上の項目すべてにあてはまる奴は人格障害=サイコパスだという。はいそりゃそうですね。でもその“異常人格者”の大群が実は現在の世界を牛耳っていたら?
はわわ。というそら恐ろしい“事実”を描き出して、市井の“善良な”人々を恐怖のどん底に叩き落とす映画が、『ザ・コーポレーション』だ。
“サイコパス”といえば90年代半ばのにわか心理学ブームの頃に頻出し、現在では“反社会性人格障害”と呼称変更された言葉だが、この分析手法を、法律上の人格所有者である“企業”にも適用、多数の証言のもとにその“症例”を検証していく。マイケル・ムーア、ノーム・チョムスキーに、反グローバリズム活動家、FBI心理分析官に企業間諜報部員、果てはディズニーの広報担当や石油会社シェルの前CEOなど、“企業”側の人間も登場してまさに圧巻のドキュメンタリーだが、これを観た人々の多くが、政治システムを超えてグローバル化した企業の実態に戦慄し、彼らから放たれる情報権力の網の目を少しだけ認識する、その意義には大いに感銘を受けた。
が、問題はそれからだ。こうしたメディアのコンテンツに触れて共感し、同じくTVの反戦報道やマイケル・ムーアの映画に感心を寄せて、「愚民どもと違って、こうした物事に意識的な俺」の優越感に浸っておしまい。という、いま流行りの向き、それでは先の“賢い消費者”が置かれている権力的構図とあまり変わらないのではないか……。これが現代資本主義社会の恐ろしいところで、某男性誌が煽る“ちょいワル”の“ちょい政治的”バージョンに貶められないよう、これからは気を引き締めて臨みたい。 そう唱えながら出掛けた閉店間際のスーパーマーケット、50円引きで味が悪い方のトーフをそそくさと篭に入れたら、パックの下に亀裂が入っていて汁漏れ、ズボンの、あろうことか股間の部分がびだびだになり、憤怒して店員を面罵。だらあ企業め。消費者様をナメんじゃねえぞお。と、股間を拭きつつ夜は更けていくのだった。
『ザ・コーポレーション』(12/10よりUPLINK X/FACTORYにて公開中)
http://www.uplink.co.jp/corporation

NEWS-29
文 : NIK (PROGRESSIVE FOrM / TEI TOWA's manager)
NIKさんの連載は不定期でお届けいたします。次回をお楽しみに!

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『競艇甚句』
文 : 大橋二郎

寺田創一さんから最新作のCD&DVDを送って頂く。タイトルは『KYOTEIZINC』。
寺田さんは90年代初期よりハウスミュージック、そしてサンプリングミュージックの優れたトラックメイカーとして活躍されてきたわけですが、僕はそのファンでもありました。
透明のプラケースジャケに“取扱注意”とだけ書かれたステッカーの貼られた『KIMIGAYO』や、相撲をネタにしたハワイアンミュージックからのサンプリング『SUMO JUNGLE』、福田和子容疑者が逮捕される前に捜査のために公開された合成音声をアレンジした『殺人の時効は15年』等々には衝撃受けました。
そして00年に入ってからは沢瀉(omodaka)名義の競艇シリーズがスタート。寺田さんと友人のパーティでばったりお会いしたのもこの頃でした。これまでにもかなりコアなところからテーマを紡ぎ出してくるその編集(?)センスには毎回わくわくさせられてたんですが、このシリーズでは競艇をテーマに据えているんですね。

ハァ〜。モンキーターンで、引き波を越えてく
ハァ〜。蹴り出す右足、スロットル握って
ハァ〜。超抜(ちょうばつ)モーター、チルトはジャストゼロ
ハァ〜。コールドプラグと、吹き込むデカペラ、磨いたエースペラ
(以下続く)
『MONKEY TURN』より

もうわけわかんないです。このシリーズはいわゆる競艇賛歌(一作目は『MONKEY TURN』)の一見するとハウシーでゆったりしたダンスミュージックなのですが、でもこれが巷よくある色モノ、企画モノには全然なってないのですね。
色モノ、企画モノって素人でも聞けば1秒でわかるんです。ああ今これが流行ってるんだな。これをお金に換えるんだなって。そしてこれはもって半年、来年には確実に中古屋の100円ワゴンに並んでるんだなって。
このシリーズはボーカリストに民謡歌手の金沢明子さんを迎えています。金沢さんは演歌歌手というよりも明らかにこの呼び名のほうがしっくりきます。日本が誇る(朝鮮半島ルーツとか、パンソリが、とかいう話はこの際置いといて)トラディショナル・グルーヴ“こぶし”がブンブン唸ってるんです。そしてなによりこのトラック自体の出来があまりに良すぎるんです。最近の例ではパラパラ(芸能界の花の82年組の3名がママになってまたやっているようです。個人的には好きだったりしますが)にもっともよく現れたユーロビート起源のお水臭が全くなくて、アンダーグラウンドなダンスカルチャーを熟知した人の作る音なんです。そしてサウンドと一緒に優れたミュージックビデオも制作してました。それはPowerGraphixxやネンドANIといった優れたグラフィック世界の人たちと組んだもので、そもそも沢瀉(omodaka)という名義はサウンド&ビジュアルユニットだという事でした。
二作目の『FORTUNATE 1 MARK』あたりから一気にビートの利いたダンスミュージック色を強めて、わけわかんない世界に突入するんですね。むちゃくちゃかっこいいんですよ。その頃僕はサウンドとビジュアルをテーマにした『AUDIOVISUALJAPAN』というDVDと、同じテーマのSAL magazine Vol.11を同時に作っていて、是非寺田さんにもお話が聞きたいと思って自宅にお邪魔してインタビューさせてもらったりしました。
で、三作目『YOSAWYA SAN』を経て、そして今回の四作目『KYOTEIZINC』です。 今回送って頂いたこれは4曲入りMAXI CDとは別にミュージッククリップが4本(沢瀉名義の全クリップ)収録されたDVDも付いてます。 これまでのCDには単連とか複連とか三連単とか書いてあって、ああ舟券の買い方なんだろうなというのはわかりますが、僕には詳細さっぱりわかりません。そして今回は「拡連複」とあります。全然キーボードで変換できません。
詳しくは下記を。
URL : http://www.denshiongaku.com/

思い出のTHE ALBUM(全3回) 文 : 古屋蔵人

THE POTATO 文 : 井口弘史

Isn't it 文 : SHiURA

涙の怪獣パーティー(全2回) 文 : 寸、赤田裕一

salmagazine.orgでは、各種リリース、情報提供を広く募集しています。
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contents :

/NEWS

one  DOTMOV FESTIVAL 2005

オンラインマガジン『SHIFT』が主催するデジタル・フィルム・フェスティバル『DOTMOV FESTIVAL 2005』が、11月1日より札幌『SOSO CAFE』にて開催中。世界28カ国から集まった364作品の中から、ゲスト審査員により優秀24作品が選出され、優秀作品はweb上からも公開中。期間中はさまざまな関連イベントも開催される。
> Date : 2005年11月1日(火)〜2005年11月30日(水) Open : 11:00〜21 : 00 Place : SOSO CAFE 札幌市中央区南1西13三誠ビル1F Info : shift@jp.org URL : http://www.shift.jp.org/mov/2005/ja.shtml

two  ガンダム 展『GUNDAM 来たるべき未来のために』

今夏大阪のサントリーミュージアム〔天保山〕で開催された『ガンダム展』が、現在、東京・上野の森美術館にて開催中。会田誠、常盤響、宇川直宏ら15組のアーティストによる、ガンダムをモチーフとした作品が並ぶ。
> Date : 2005年11月6日(日)〜12月25日(日) Open : 11 : 00〜17 : 00(月〜金) / 11:00〜20 : 00(金・土・祝) / 11:00〜18:00(日) Place : 上野の森美術館 東京都台東区上野公園1-2 Admission : ¥1,300(一般) / ¥1,000(大高生) / ¥500(中小生) ※団体20名以上は各料金より100円引き URL : http://www.gundam-exhibition.jp/

three  永戸鉄也 展「Natural Problem」

UA「2004 TOUR SUN」のAD、サザンオールスターズ「キラーストリート」のジャケットワーク等で知られる永戸鉄也アートワークの最新型を、2つのイベントを挟んで世田谷区経堂のギャラリーappelで展覧。永戸の家に代々伝わってきた書物を使ったアナログコラージュと線の絵画を展示する。
> Date : 2005年12月3日(土)〜2005年12月22日(木) Open : 15:00〜21:00(平日)、13:00〜21:00(土日) Closed : 金曜日 Place : appel URL : http://www.bit-rabbit.com/p1new.html > Opening Reception: 12月3日(土)夕方より
2005年12月9日(金) 入場料 : 500円(要ドリンクオーダー) NATURAL TALK : 永戸鉄也×山口健司 (ビクターエンタテインメント株式会社デザインセンター)
2005年12月16日(金) 入場料 : ¥1,500(要ドリンクオーダー) problem live : 永戸鉄也×藤乃家 舞×DRAGON CASTLE

four  "HOTWAX"柴切"Cha2"重行 展

ろうけつ染めアーティスト"HOTWAX"柴切"Cha2"重行の展覧会がBEAMS T HARAJUKUにて開催される。シナモン、カルダモンという2匹のキャラクターをメインとしたTシャツのほかに、染め物の生地の展示やキャラクタープリントのトートバック、バンダナ等を展示販売。リサイクルコットンを使用したTシャツやKIDSサイズの展開などもある。
> Date : 2005年11月11日(金)〜24日(木)11:00〜20:00 Place : BEAMS T HARAJUKU URL : http://shop.beams.co.jp/

five  RESFEST 2005 11月17日よりジャパンツアー開催

15ヵ国40都市を回る最大級のデジタル映像フェスティバル『RESFEST』が17日の東京 ラフォーレミュージアム原宿を皮切りに国内3都市で開催される。
東京 : 2005年11月17日(木)〜20日(日) : ラフォーレミュージアム原宿
神戸 : 2005年11月23日(水)〜25日(金) : 神戸アートビレッジセンター
京都 : 2005年11月25日(金)〜27日(日) : アートコンプレックス1928 URL : http://www.resfest.jp/2005/

six  『Massage』リニューアル版リリース

カルチャーマガジン『Massage』がタブロイド形式から中綴じ週刊誌スタイルにリニューアル。通算5号目リリースとなる今号では、DJ歴30年を迎える高橋透の4万字インタビュー、大阪のマッドでピースなパーティー「フラワー・オブ・ライフ」列伝、ダニエル・ワンの「DJツアー日本滞在記」、浜田淳×阿部周平×磯部涼によるRAWLIFEヴィジュアル系対談などを全160ページのヴォリュームでおくる。
URL : http://www.themassage.net/

seven  フリーペーパー『specialoose』リリース

ポケットサイズのフリーペーパー『SPECIALOOSE』が創刊。DJ 光によって名付けられた『SPECIALOOSE』とは「special」と「loose」の造語。「超・ゆるい」をテーマに生き方や在り方を提案する者達の『SPECIALOOSE』な声が詰まった一冊。12月には新宿LOFTにてリリースパーティを行う。
Contents : DJ 光と過ごした一日 / ALTZと愉快な仲間達 / フライング・リズムスへの質問状(山辺圭司(LOS APSON?))×Qさん(GRASSROOTS)対談 / DJ NOBU(FT)×apollo(eleven.)対談 / 五木田智央 / 373
>Release Party「時空」 : 2005年12月10日 (土) Open & Start 23:30〜 Plase : 新宿LOFT LIVE : FLYING RHYTHMS, DJ : ALTZ, HIKARU(Blast Head), NOBU (FUTURE TERROR), CMT(GRASSROOTS TRIBE) VJ : BetaLand(FLOWER OF LIFE, BRC), 10k(OUTERLIMITS Inc.) URL : http://www.lastrum.co.jp/specialoose/

eight  『Public/image.Vol.2』2005 A/W ISSUE

ヴィジュアルレーベルNWBAが送る、新しいマガジンプロジェクト『Public/image.』。2005年5月に開催された複合型アートショウ「NWBA3」と連動し発行された第1号から半年。第2号では独立したフリーマガジンメディアとして活動をスタートする。
Contents : [NEO PHOTO GRAPHICS] ENLIGHTENMENT × 間仲宇 / AZA × 宮原夢画 / METALCHICKS × 千原航 × 梅川良満 / M.A.G.M.A × 田附勝 / UNNON × 谷本夏 / ADAPTER × WOO/FAR [KANSAI ZERO GENEREATION] : 関西アンダーグラウンド新世界 / あふりらんぽ / ZUINOSIN / オシリペンペンズ / SEIGOFUKUDA
Distribute : BEAMS T各店 / RNA各店 / セレクトショップ BBS Tokyo / THC / 代官山UNIT 等 URL : http://www.nwba-japan.com

nine  SHIFT 2006 CALENDAR EXHIBITION

オンラインマガジン『SHIFT』企画のカレンダーコンペティションが、12月1日より札幌『SOSO CAFE』にて開催。4回目の開催となる今回は世界47ケ国より1253作品が集まり、その中から厳選された12作品が展示される。カレンダーは現在『SHIFT FACTORY』などで発売中。また12作品は来年1月5日より約1年間『PRINT'EM』ウェブサイトにて展示され、それぞれポスターとして購入できる。
> Date : 2005年12月1日(木)〜12月29日(木)  Open : 11:00〜21 : 00 Place : SOSO CAFE 札幌市中央区南1西13三誠ビル1F Info : shift@jp.org URL : http://www.shift.jp.org/107/2006calendar/indexj.shtml 、PRINT'EM : http://www.printem.org/
> Calendar Release : 2005年10月20日(木) Price : ¥1,360(tax in) Format : All Color / 28 p / 210 x 297mm  Info : http://www.shift.jp.org/factory/

ten  書籍『ディスクパッケージデザイン』刊行

書籍『ディスクパッケージデザイン』編集 : 大橋二郎(SAL magazine)が翔泳社より11月3日リリースされた。
URL : http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798108952/249-4912584-1422759

eleven 蜷川実花 写真展"floating yesterday"

11月12日(土)から12月4日(日)まで、代官山のギャラリーSPEAK FORにて蜷川実花の写真展"floating yesterday"が開催。同名の写真集が講談社より刊行。ブックデザインは祖父江慎+cozfish。
URL : http://www.abahouse.co.jp/ahi/gallery.html  Δ

/ARTICLE

アンダーグラウンド思想史
「MASSAGE」
文 : Shoe(Massage)

別に笑うところじゃないが笑ってしまおう。だって何も始まらないし何も終わることもないし、結局は何もかもが続いていくのみで、パーティーやピーポーや、実験音楽や前衛芸術や、アートアニメやインスタレーションや、時間の記憶や世界の歴史や、個人的な伝説や伝説的な個人や、ライヴペインティングやライティングや、失禁や後遺症や、脳萎縮やただの萎縮や、ドリンクチケットやグラスルーツ8周年や、RAW LIFEや哀れなコンビニ店員や、アナーキーやただ働きや、アシッドテストや末期テストや、陽気で愉快な奴や陰気で不快な奴、酔っぱらいやへべれけ、気違いや勘違い、最先端や最末端、そんな風にとにかく意味も目的もなくいつまでも続くこの阿呆共の行列を、無感情な関心をもって愛でる他はない。その行列にほんの少しの隙間を見つけたのならば、恐れずにそこに紛れ込んでしまおう。何気ない、呑気な顔をして。もう二度とその行列の外側に立つことなどできないと知ろうが知るまいが。
自分の内側と外側、自分のコミュニティの内側と外側、この国の内側と外側、この行列の内側と外側で、なおも激しくぶつかり合う既知と未知の隙間で発生を繰り返す様々な文化的形象の全てを把握することが目的なのではなく、ある一枚の12インチや、ある一編のショートフィルムや、ある一枚のピースや、ある一夜のパーティーの内側に息づく個人の紛いのない動機や曖昧な欲望やちっぽけな希望をすくい上げ、そこに自分が世界として認識している境界面との物理的な接点(可能性の話しだけであってもいい)を見つけ出していくこと。他者との共感や共有を踏まえ、この一束いくらの街路とビットおける自分の領域を広めていくこと。また他人の持つそのような肉体的であり知的であるその領域を、単に範囲としてではなく、それが彼/彼女に対して持つ感情的価値を含めて知ろうとすること。快いものであろうと不快なものであろうと、そこには絶えず驚きがあり、君が自分自身をまた一枚冷徹に裏返すための余地がある。君の視界はさぞかし見応えのある映画のようであろうが、同時代の映像的な記憶だけではなく、この21世紀初頭の身の芯まで応える途方にくれっぷりをどうか覚えているように。各個人の思い入れに大きく左右されるものとは云え、僕らが総体として持つこの時代の感情の記憶を、なるだけ早くなるだけ正確に伝え合おう。僕らは様々な方法で接続され、歴史的に例をみないほどの速度を獲得したのだから。(だから速くもなく遅くもなく、ただ潜在的に繋がっているだけ、という状態はできるだけ避けなければならない)。君たちは驚きに満ちた過去を持つことになると思う。これからのことはこれまでとはそっくりなようでいて似ても似つかぬものになるだろうから。もしある瞬間に懐かしさやデジャヴを覚えるのならば、それが既に起こったことだからに違いない。僕らは様々な角度から、現在という、この認識の持ちうる唯一の状態を検分することが出来る。ある曲やある本やある出来事の文化的文脈を意識することや、その文脈の中で呼応し合う過去の情報との参照及び比較をするということだけではなく、そこに自分の体験としての切実さを保つことにより、身がひりつくような、アナーキックな空気に包まれ、それを呼吸することができる。たとえば高橋透氏がDJとして過ごした30年のなかで彼が通過してきた様々な断片(レコードや、70年代の横須賀のクラブでの日々や、彼が初めてパラダイス・ガラージに行きある曲を聴いて涙を流した夜や、彼が大工として過ごしたニューヨークの街路やそこに含まれる交通やお喋り)はそこに偶然居合わせてきた人々が通過している断片に含まれると同時にそれらを含むものであり、そこから逸話の一つ一つが世界の至る場所を埋め尽くす変化と続行の内実だ。しかも口にされる部分はされない部分よりも何十倍も多いのが常だ。僕らの前を行く人々が時間を掛けて語るべきことを語り終えてしまったのならば、僕らは語るべきではないことを語り始めよう。この世界の夜の大半を占める雄弁な沈黙に一花を添えるためにも。MASSAGEはそのような猥雑で無軌道でフルーティーな歴史の160ページです。一家に一冊とは言いませんが、せめて一生に一冊は。

NEWハイプ研究所
対OLDハイプBOMBファイル#019
「鼎都再開発計画」& 横山裕一『Voyage』
文 : 深沢慶太

世界に冠たる虚妄の都 : 大東京圏。そこに住む我々にとって、“都市計画”という言葉はいつしか、地建業者がフランチャイズ店をパッケージした巨大商業施設をおっ建てること、の意になってしまった。またぞろ高層ビルの周囲に居住棟、申し分程度の緑地風情などを叩き揃えて、声高に「NEW!!」と呼ばわるのである。最低限のインフラと娯楽性、華美なステイタスが揃った体のいい幕の内弁当、といえば聞こえはいいが、中身はカバヤのおまけ付き菓子「ビックワンガム」の如し。表向きの“癒し”“ゆとり”“自然環境”はごく僅かの添え物で、実態は予想に違わぬ表層つるっつるのプラスティックなビルだから。
いずれにせよ、歴史的コンテクストや地域の共同性を無視したファンシーなファサードが区割りの土地にほうぼう勝手な造作を晒しているという状況は旧態然。まさに絶えざるスクラップ&ビルドの残骸集積都市である。
東京の、こうした側面を痛烈に描き出してみせるのが「鼎都再開発計画」。かの有名な「日本列島改造論」の延長戦上に描き出されるような、非人間的な鋼鉄感にまみれた無限回廊的景観の数々。が、それはあくまで再びの開発であって、最初の開発に当たる“都市建設”のフロンティア感はもはやない。おびただしい量の鉄鋼や人造石をいったん積み上げてしまった以上、今後はその瓦礫をこねくり回すことによってしか“開発”を為し得ないのではないか、という諧謔めいた未来観が、とげとげしいグラフィック強度の奥に香り立つ。
そんなのいやだ。科学を是とする時代に生まれた男子たるもの、新都市建設! 処女地開発!! をもって己が征服欲を充足したい。そんな向きにおすすめなのが、鬼才 : 横山裕一による新作『Voyage』『ニュー土木』によって開花した未来派的鋼鉄感、都市建設感のうちに、今度は列車がひた走る。描き出される無表情の群像、窓外の人造景色めまぐるしく、クラフトワークにも似たグルーヴ感のうちに辿り着いたその先は−−。
ラストシーン、衝撃的に訪れる解放感。まさに感動……だが、もし現代男子の建設的欲求を全うするにはこれだけのエネルギー消費が必要、というアイロニーで読み替えると、資本主義下の刷り込みは本当に恐ろしい。築山か、出航か。さて、あなたはどちらを選びますか?
(横山裕一『Voyage』はEditions AMatiere刊の洋書。日本ではNadiff、On Sundays、にじ画廊などで販売)

NEWS-29
文 : NIK (PROGRESSIVE FOrM / TEI TOWA's manager)
NIKさんの連載は不定期でお届けいたします。次回をお楽しみに!

txt.Archives
『DOTMOV 2005 "Collision" Max Hattler』
文 : 大橋二郎

個人で制作するデジタルムービーは、いかにテクノロジーの枷が外れたとはいえ、実際のところショートムービーに成らざるを得ません。映像ソフトウェアの動作環境はデジタルムービーの現状を表しています。「最低動作環境」では全く使い物にならず、それなりにハイスペックな「推奨動作環境」でどうにか動きだします。かつての95年当時のVJムーブメントは技術的には稚拙なものでしたが、抽象表現をメインとしたその映像は、サウンドとの融合という一点に於いてまっとうなものでした。完成度に於いてサウンドと映像のバランスを欠いた作品も見受けられるなか、Max Hattlerの2分30秒の作品『Collision』は目を引きました。敢えて既存のミュージッククリップの模倣を目指すのではなく、明確に自立した映像作品を目指した意志を評価します。このポリティカルな作品で為された映像のクリエイションは、直接的なメッセージを伝えるというよりも、NHKの偉大なミュージッククリップ番組『みんなのうた』を彷彿とさせます。日本の伝統的なサウンド&ビジュアル・インスタレーション“花火”を彷彿とさせつつも、かの国の国旗が散る様は多くの物事を喚起させます。このイメージの喚起力に於いてこの作品は突出していました。

思い出のTHE ALBUM(全3回) 文 : 古屋蔵人

THE POTATO 文 : 井口弘史

Isn't it 文 : SHiURA

涙の怪獣パーティー(全2回) 文 : 寸、赤田裕一

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one  SAL magazine編集の書籍『ディスクパッケージ デザイン』

音楽はCDプレイヤーで聴きますか? PCで聴きますか? 最近CD買ってますか? 借りてますか? リッピングしてますか? ダウンロードしてますか?
映画は映画館で観ますか? レンタルで観ますか? VHSテープは今もありますか? 何本ありますか? そしてDVDは? 音楽は、映像は、そしてPCのデータは何に入れますか?
現在私たちの生活で最もポピュラーなメディア“12cmの光ディスク”を巡るグラフィック書籍『ディスクパッケージデザイン』が11月2日に翔泳社より刊行されます。
中島英樹、宇川直宏 稲葉英樹、信藤三雄の各氏の仕事とそのインタビューはあまりに濃く、人によっては紙数を大幅にオーバー。選びに選んでの掲載ですがページ数には思い切りばらつきがあります。おそらく立ち読み不可能ですが、インタビュー全文(5万字)を帯に印刷しました。
その他、コーネリアス、W+K東京LAB、オブスキュア、アップルコンピュータ、ナウオンメディア、キューンレコードを例に採り、各ディスクパッケージ、各製品パッケージを紹介。DJ、フォトグラファー、編集者、アーティスト等の個人蔵コレクションの紹介。そして国内外の傑作ジャケットを“パッケージ”の観点からセレクトしています。特殊ジャケからベイシックな汎用パッケージまでの撮り下ろし写真にも注目して下さい。ブツ撮りというのは写真の基本である事を改めて知りました。評論でもレビューでも写真集でもなく、グラフィック書という体裁でパッケージメディアの現況をレポートします。
帯コメントを小山田圭吾さんが、扉絵を天久聖一さんがそれぞれ書いて(描いて)くれました。
『ディスクパッケージ デザイン』
編集 : 大橋二郎(SAL magazine)
写真 : 谷本 夏(studio track)
デザイン : 中島浩(Plank)
発行 : (株)翔泳社 / 定価 : 2,980円(税別) / ISBN4-7981-0895-2

two  CREATIVITY NOW TOKYO 2005

トキオン主催のカルチャー・シンポジウム『クリエイティビティ・ナウ』が、昨年に引き続き東京で開催。アート、デザイン、音楽、映画、ファッション、テレビなどさまざまな分野から終結したパネリストが、6つのブロックに分かれてパネル・ディスカッションを行う。司会進行はメディアレイピスト・宇川直宏と脳学者・茂木健一郎。また観客もプレゼンテーションを見聞きするだけではなく、自ら質問を投げかけることでディスカッションに参加することができる。
> Date : 2005年10月23日(日) 11:00開場 / 12:00-20:00 Place : ラフォーレミュージアム原宿 東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 6F Charge : adv \3,500 / door \4,000 Chairperson : 宇川直宏 / 茂木健一郎 Panelists : ANI(スチャダラパー) / 天久聖一 / 飴屋法水 / いとうせいこう / 石黒望 / 板尾創路 / 楳図かずお / 宇川直宏 / 小谷元彦 / おちまさと / オリヴィエ・ゴンドリー / 辛酸なめ子 / ジョニー・ハードスタッフ / 高木完 / 嶽本野ばら / 根本敬 / 林文浩 / ヘンリック・ヴィブスコフ / 松本俊夫 / ムードマン / 森本容子 / 山口小夜子 / 米原康正 Ticket : 各プレイガイドにて発売中 Info : キョードー東京(03-3498-9999) URL : http://www.tokion.jp/conference/index_a.html

three  GRAPH展

多くのデザイナーやアーティストから支持を受ける印刷兼デザイン会社『GRAPH』が、代官山collexにて展示を行う。北川一成のデザインワークと『GRAPH』のプリンティング・ディレクションの仕事を見ることができる。会期中は展示・販売とあわせて会場に『GRAPH Cafe』がオープンする予定。
> Date : 2005年11月2日(水)〜6日(日) 11:00-20:00 Place : 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR B1F Info : 0120-77-8834 URL : GRAPH http://www.moshi-moshi.jp/ , collex http://www.collex.jp/

four  Illusive - Contemporary Illustration and its Context

ゲシュタルテンより、コンピレーション・ブック『Illusive』がリリース。イラストレーションの流行や進展に焦点を当て、バラエティ豊かな従来のテクニックに取り組んでいる、世界各国から寄せられた最新のイラストレーション作品を解説テキストと共に紹介している。日本からはcoutworks、doppel、dragon、Erotic Dragon、佃弘樹、新矢千里、Koraters、池田孝友(digmeout)、田名部敏文、広岡剛、黒田潔、Ena(digmeout)、大谷リュウジ(digmeout)、Usugrowらが作品を提供。
> Release : 2005年10月中旬 Format : 288ページ、240×300mm、オールカラー版、ハードカバー ISBN : 3-89955-085-4 Info : http://www.die-gestalten.jp/verlag/bookstore/index.html URL : http://www.die-gestalten.de/show_title.php?ISBN=3-89955-085-4

five  ADAPTER『MORE THAN HUMAN』

10月2日から行われているパリ・ファッション・ウィーク(パリコレ・プレタポルテ2006年春夏コレクション)にて、ADAPTERが初の海外個展を開催中。10月6日〜8日にはファッションブランド合同展示会RENDEZ-VOUSにて世界中のジャーナリストやバイヤー向けのプライベート・ヴューイング会を行った。現在はSurface2Airのコンセプト・ショップにて個展を開催中。
> Date : 2005年10月11日(火)〜11月15日(火) 12:30-19:30 Place : 46 rue de l’arbre sec 75001 Paris Info : mericarla@free.fr URL : Surface2Air http://www.surface2air.com , ADAPTER http://www.adapter.jp/

six  RAW LIFE 2005

昨年に引き続きRAW LIFEが10月15日、16日に君津アクアマリンスタジオで開催される。今年は元ボウリング場→廃墟→現撮影スタジオというロケーションで、ウェアハウス風のパーティとなる予定。
> Date : 2005年10月15日(土)12:00〜16日(日) 10:00 Place : 千葉県君津市人見1209-1 Charge : adv \3,500 / door \4,500 / parking \1,500 Live : ABRAHAM CROSS / 山口小夜子 & A.K.I.PRODUCTIONS / DJ BAKU+MSC+RUMI+太華 / BEST MUSIC & 商品 / breakfast / BUN BUN / BUTTHEAD SUNGLASS / cinnabom / サイプレス上野とロベルト吉野 / ECD(※ソロ) / Fantastic Explosion / FRAN-KEY / 秘密博士 / 日暮愛葉 from LOVES / Kiiiiii / INNER SCIENCE / イルリメ / KIRIHITO / KEN2-DSPECIAL / KES / ラスヴェガス / 二階堂和美 / にせんねんもんだい / M.A.G.O. / DJ大人+dj codomo / RANKIN TAXI / REBEL FAMILIA / Riders on the Storm / Riow Arai / SLY MONGOOSE / スマーフ男組 / SOUL FIRE / SOUND HERO(EYE+高木完) / SPIKEWAVE / STRUGGLE FOR PRIDE / 高木壮太 / TEXACO LEATHERMAN / TUCKER / THINK TANK / Why Sheep? / 2 MUCH CREW DJ : ACKKY / ALTZ / ANITA-san / CHIDA / DJ CITI / Chee Shimizu / CHERRYBOY / CMT / コンピューマ / CRYSTAL / Dr.Nishimura / DJ CICADA / EYE / FORCE OF NATURE(KZA&DJ KENT) / 二見裕志 / 光(blast head) / 井上薫 / IxSxOxBxE / JAYPEG(1DRINK、SHUHEI ABE) / 冠位十二階 / 川辺ヒロシ / KEIHIN / クボタタケシ / LATIN QUARTER / ミズモトアキラ / MONOLITH / MOODMAN / DJ MAYURI / 373 / NOBU(FUTURE TERROR) / PEECHBOY / 露骨KIT / Shhhhh / SHIRO THE GOODMAN / SHINGOSTAR / 高橋透 / タカラダミチノブ / 瀧見憲司 / DJ3E / UNIVERSAL INDIANN / 梅川良満 / やけのはら / ヨーグルト / WATARU(R.M.N.) VJ : BetaLand / 10K / 宇川直宏 Decolation : OLEO / ONA / 10K Raw+Light : YAMACHANG Ticket : チケットぴあ(0570-02-9999)など各プレイガイドにて発売中 Info : info@rawlife.jp URL : RAW LIFE http://rawlife.jp/ , アクアマリンスタジオ http://www.aquamarine-studio.jp/  Δ

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アンダーグラウンド思想史
「時間の記憶」(仮)
文 : Shoe(Massage)

ヴァルター・ベンヤミンに捧げられた詩の中で「歴史とは未来へ向かって吹き戻されていく天使である」とローリー・アンダーソンは綴った。壊れてしまったものを修復しようと過去へ戻ろうとする天使、彼 / 彼女に吹き付ける歴史の暴風、両者は切望のうちにお互いを打ち消しあい、その副産物として時間が生まれる。その時間が天使を生み出す。彼 / 彼女は存在を余儀なくされているのだ。それは何かの結果ではなく、また何かのプランに含まれるものでもない。それは無粋な形の祈りである。それは沈黙による受容を拒むという意味において無粋である。修復とは追憶を語ることによりそれを現在に呼び覚まし、黙認を敢えて書き並べることによりそれを未来に残していくという行為だ。呼び覚まされた過去、未来へ対して書き残されるものは、それらと表裏を為す仮定法をも道連れにする。そこに修復の余地が露わになる。粋とは刹那に於ける美を構築するための流儀である。くそったれと僕は言いたい。
別の散文の中で「終わりのない世界 / わたしを忘れないで」とアンダーソンが囁くのを僕は聴く。アンダーソン自身が「意識の声(メンタル・ヴォイス)」と呼ぶ、主にリズムにより成立する音を介して。意識の声…世界がどれだけの言わず終いの言葉に埋め尽くされているか想像してみよう。(みよう)。その言わず終いであった言葉の熱量により街は今日も駆動している。溜息の風圧は今見ている正夢の回転を保つためには十分すぎるほどのものだ。天使は「馬鹿野郎」と口ずさむこともなければ、「みんな死んじゃえばいいのに」と鼻歌うこともない。彼 / 彼女は「ただ続けなさい」と言付けるのみ。破壊を続け、絶望を絶やさぬように、と。歴史とは修復の余地の可能性である。思念の中で純粋培養された無垢な希望は、(無意識的であり、悪意のないものであれ)この世の機構の暴力に耐えることは出来ないだろう。出どころのはっきりとしない速度を信用してはならない。肉体により感じられた救いのなさ(精神は肉体だ。その逆もまた、しんなり)、その作用(反作用)として生じた希望が歴史における修復の余地を満たしていくのだ。修復しようとするその力は現在に対する祈りに他ならない。何故なら、過去を修復しようとしている天使が時間の烈風により絶えず未来へと吹き戻され、現在との衝突を繰り返しているのならば、僕らが生きるこの瞬間こそが彼 / 彼女により修復されうる唯一のものに他ならないのだから。のちの天使は今在るこの時をも修復したいと願うのだろうか。
そしてこの瞬間も、街は僕らの神経系を走る電流により駆動する。あの雲も、重たく振動する大きな水も、僕らの感情だ。それは二進法のスープの中で増殖する表情のないビットとは異なり(関係ないが、純粋に形態・形についてだけ言えば0は開かれたもののようであり、1は閉じているように見える)、瞬間ごとに圧力とリズムを違えて伝達され、感情に変換される段階のない連続する差異だ。記憶とは感覚器官を通して電化された時間の流れだ。身体の(ということはつまり精神の)電気的機構を模倣するものとして、アンダーソンはテクノロジーを利用する。「ハンドフォン・テーブル」が人の憂鬱の姿勢を耳で聴くために作られたように。長方形のテーブルの向かい合った短い辺のそれぞれに一対のくぼみがあり、そこに肘をのせ、手のひらを耳にあてがうとアンダーソンの奏でるヴァイオリンの音色が聞こえる。お互いに見知らぬもの同士であると思しき若い男と女が、それぞれの辺で背中を丸め、憂鬱の姿勢を取りながら「ハンドフォン」に耳を傾けていたのだが、しばらくした後に、二人はほぼ同じタイミングで目を開き、顔を上げ、それぞれ次の展示物へとその場を離れていった。まるで同時に同じ夢から目を覚ましたかのように。身体(中心)からテクノロジー(周縁)への飛躍は、否応なく身体へと回帰していく。それは回転により生じる求心力であり、開店により生じる求人広告だ。誰が訊ねて来るのだろうか。
またアンダーソンは“Words in Reverse”(「反転された言葉」)という本の中でこんなことを言っている。
「たいていの人が車の運転をしている時のような感じ。 そんな感じで私は自分の体の中にいる」
外側にすっぽり包まれた内側から、懸念の車間距離を保ちつつ、それというのも衝突を破滅的なものだと想定しているからなのか、常套句や慣習による自動航法と、選択肢のカーヴを曲がりきるための意志のグリップを頼りに、僕らはいつもほんのちょっと先を想像しながら、かつては消失点の彼方にあった(なかった)、2005年目のド・ライヴ・ウェイを疾駆している。さて、最寄りの駅からここまで来るのに数年かかった僕らはどこに向かっているのか。それはもちろん、幾本もの並行線が収束する、いつまでも果てのない消失点のその向こう側に、だ。僕らの想像力には歴史の暴風ですら追いつくことが適わない。そこは天使が修復に対する強迫から逃れ、羽根を休める事の出来る唯一の荒野だ。これは比喩ではない。僕らは要約の中に生きているのではない。ようやく、の中に生きている。

NEWハイプ研究所
対OLDハイプBOMBファイル#017
『20世紀デザインヒストリー』
文 : 深沢慶太

「教科書通りの」という言葉がある。それがある行動、例えばクルージング中に不審な船舶に遭遇 → 本部に無電 → 指令発令 →威嚇射撃ののち撃滅、というような場合には優等の意味になるところが、大概においては、筋書き通り。まるきりオーソドックス。無味乾燥。まんま凡百。つまらねえ。……つまりそこにある程度の創造性や趣向が求められる場合、定式をなぞるだけでは面白みに欠ける、とされるのである。
なぜ、「教科書」=つまらないという図式なのか。ひとつにそれは官製の常、思想的な偏りや差別などの“まちがい”を回避しようとする姿勢が、いつしか事なかれ主義な制約の権化と化すためである。つまり、いいものをつくろうという“問題解決”への意志が、アレルギー的に“問題回避”の防衛機制にすり替わってしまい、結果、公平というよりは無思考じみた無機質な佇まいが量産される。
これはデザインについてもいえることで、問題を解決せず、単に回避しようとするネガティブさに満ちたものは、決して良いものにはならない。現代の自動車がおしなべて同じようなスタイリングなのは、社会全体がこうした方向へ向かっていることの端的な表れといえるし、インハウスデザイナーの職能が“解決”よりも“回避”の方へと訓化されてきている状況の暗示でもある。
そうした“デザイン”の、しかも“教科書”的な本は、といえば、やはり杓子に定規を挟み込んで硬直死したかのような言い回しや構成のものが多かった。このジャンルはなまじ公平性に自覚的であるだけに、センセイも〜ガチガチ。何らかの趣向を凝らしつつ、いまいち半端にデザインライクでない、という様相を呈していた。そこへきてこの『20世紀デザインヒストリー』は、表紙をはじめ後藤隆哉によるデザインなど、豊富なヴィジュアルと時代別のインデックス構成が実に明快。またプロダクトや建築などはもちろんのこと、1900年代の美人画イラストから、ゴダール映画、セックス・ピストルズのジャケット、大友克洋の『AKIRA』まで、幅広いジャンルを独自視点でテンポよくピックアップ。時代特性を浮き彫りにする端的な解説も小気味よい。
“男の”フレーズ云々で煽られた趣味でモテを試みる、すべてのデザイン落第生には特に推薦。デザイン新時代への“教科書”となるか。

NEWS-29
文 : NIK (PROGRESSIVE FOrM / TEI TOWA's manager)

NIKさんの連載は不定期でお届けいたします。次回をお楽しみに!

txt.Archives
『ディスクパッケージ デザイン : 序文』
文 : 大橋二郎

「CDは、人に貸したら戻ってこない」という格言がありますが、たぶんそれは事実です。「貸したらその時点であげたものと思え」くらいの心構えが必要だということ。「このCDはホンっ〜トに素晴らしいので是非聴いてみてね」というレコメンドの精神です。しかし2〜3千円とはいえお金を出して買ったCDは、相手が彼女や彼氏でもない限り、なかなかそこまでの境地には至れないもの(セコいけれども)。貸した側は何ヵ月でも何年でも、ず〜っと蛇の執念でもって絶対に忘れませんが、反面借りた側は割合すぐに忘れる。もしくは単純に返し忘れてそのままとなる。まあ相手との人間関係に依ります。
以前誰かにCDを貸した際、ディスクはプレイヤーに入ったまま、空のパッケージを貸してしまった事があります。そして裸のディスクだけが手許に残りました。またその逆に、不用意にその場でディスクだけを貸しその後は行方不明。そして中身のないパッケージが残りました。これらの欠片を前にした時の言いようのない感覚はいったいなんでしょう? HDDの中にデータを所有することの満足か、ブツとしてのパッケージを所有する歓びか、もしくはその両方か。
ネットの普及は「なにか」を根底から変えました。その「なにか」はおもには情報であったり、流通であるとされてきました。「CDが売れなくなった」と言われて久しいですが、それはブツとしてのコンパクトディスクの売り上げであって、なにも音楽の消費量自体を言っているわけではないはずです。
たとえば、2リットルのペットボトルに詰められたお茶やミネラルウォーターは、その中身と容器に掛かる経費は小売価格のおよそ5分の1以下だと言われます。収益を別にすればそのコストの多くを流通経費と広告デザイン費に割く事になります。あの体積とあの重量の、小売価格200円(CDの売値の1/10以下)の物体が移動するために掛かるコストとエネルギーは大変なものです。音楽は水かお茶か? という話しはひとまず置いておいて……。
そしてペットボトルが路地のネコ水になるのと同じように、書き損じのCD-Rがカラス除けに使われるように、さまざまなデータを記録するメディアとして、現在12cmの光学ディスクは私たちの生活に大量に溢れ、日常の風景にかなり深く入り込んでいます。
CDと同じく市販される光学ディスクDVDのおもな用途は、映画を家庭に運ぶ媒体です(ハリウッドの大作も公開数ヵ月後には千円台で店頭に並びます)。これはVHSテープに取って代わって映像メディアの中心となりました。ネットの普及と共に家庭にほぼ行き渡ったパソコンに、ソフトウェアを供給する媒体としてもこれらのディスクは用いられています。CDやDVDといった光学ディスクは、現在メディアとしてあまりにカジュアルでポピュラーです。
なにかが崩壊したのだと思います。
オールドスクールな認識として、グラフィックデザイナーの“あがり”のひとつはレコードジャケットを手がける事でした。その認識はアナログレコードの時代から根強くあり、現在のカジュアルな体裁のコンパクトディスク(CD)になってもやはりそれは変わりません。ジャケットデザインはある種特別なものです。
いっぽうでネットによる音楽配信の拡がりは、グラフィックデザインの花形としてのCD自体もじわりと変えつつあります。ひとつの歴史の変わり目にはマニエリスムの発現が確認できますが、そう考えると90年代末期に全盛期を迎えた豪華特殊ジャケは、いわばパッケージのバロック期でした。00年代に入ってからの紙ジャケ現象(オリジナル=アナログジャケットを驚異的な執念でもって忠実にミニチュア再現する再発もの)はトラディショナリズムの発現でもありました。これは今後もしばらくは続くでしょう。
本書のテーマは12cmの光学ディスクを巡るデザインです。かつての2D平面(アナログ盤)の時代から背という新たな座標を得た3D立体パッケージとして、時代に敏感に呼応するメディアとして、そして最もメジャーで最もラジカルにグラフィックデザインの実験が試される現場として、ディスクパッケージは極めて刺激的です。これはその優れた成果を記録(アーカイヴ)し、その前線で活躍する人々へのインタビューで構成する“現在進行形”のレポートでもあります。

思い出のTHE ALBUM(全3回) 文 : 古屋蔵人

THE POTATO 文 : 井口弘史

Isn't it 文 : SHiURA

涙の怪獣パーティー(全2回) 文 : 寸、赤田裕一

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